ペンギンのロゴ

株式会社ハイマン翻訳から株式会社ハイマン インターナショナルに社名変更した際にロゴをペンギンにした理由は、国際問題を解決する専門コンサル会社として、第一歩は固定観念を無くすことではないかと思ったからです。

ペンギンは何かと聞かれたら、「南極に住む白黒の鳥」と答えるかもしれません。
また、鳥は何かと聞かれたら、「翼のある飛べる動物」と言うでしょう。

 

  • 鳥は飛ぶ
  • ペンギンは白黒
  • ペンギンは南極の氷と雪のところで暮らしている

 

上記の発言に違和感を感じる人は少ないでしょう。
しかし、ちょっと考えると殆どの人はその発言が間違えていると認めます。

  • 鳥は飛ぶ

殆どの鳥は飛べますが、ペンギンは飛べない鳥類です。(ダチョウ、エミュー、キーウィも飛べない鳥です。)ペンギンは飛べません。よちよち(よたよた)と歩きます。はい、テレビで見るペンギンは酔っ払いのように氷の上でよちよちと歩いています。でも、海に入ると速くて優雅な泳ぎ方を見せます。

 

  • ペンギンは白黒

世の中のあらゆる事と同様に白黒だけの問題ではありません。ペンギンは単に灰色が入っている訳でもありません。多くのペンギンは黄色からオレンジ色までの綺麗な色もあります。

 

  • ペンギンは南極の氷と雪のところで暮らしている

テレビで観る殆どのペンギンは南極の零度以下の環境で過ごしています。

しかし、18種類のペンギンは、南半球の色々な場所に生存しています。オーストラリア、南アフリカ、フォークランド諸島(アルゼンチンの沖)にもいるし、赤道にあるガラパゴス諸島にもいます。

 

  • 固定観念

さて、なぜ多くの人がそんなにペンギンに関する誤解があるでしょう?
ペンギンの特徴と思われていることの多くは固定観念です。
私たちは毎日の生活に多くの固定観念に遭遇することがあります。

例えば、

  • 男性は女性より力がある
  • 女性は仕事よりも家事や子供の世話をするべきである
  • 白人は英語を話す

国籍、宗教、性別、人種、・・・ それぞれには固定観念があり、それらはすべて間違いです。

 

ペンギンは白黒の鳥です。鳥は飛べます。しかし、ペンギンは白黒だけではないし、飛べません。

こうして1つずつ見ていくと、ペンギンは人間たちに固定観念の誤りを示して、物事が白黒ではないことを思い起こさせるお守りなのです。

 

ここまでペンギンについて調べた理由

大学の寮生活では色々な規則がありました。寮には「犬、猫などのペットは禁止です。」と書いてありました。それを見た時に思ったのは「ペンギンは犬や猫などに含まれるかな?」。地元の友人らとこれについて話していた時に他の友人がやって来て、話の後半だけを聞いて、私が大学でペンギンを飼いたいと勘違いしました。しばらくの間は本当に私がペンギンを飼うつもりであると皆がその人を騙していました。

それがきっかけでその頃からペンギンについて少し調べるようになり、新しい事実が幾つか判明しました。大学時代は街にある青少年センターでボランティアとしてキャンプやカヌーなどの野外活動、応急処置、料理、少年少女達の悩み相談などの活動をしました。彼らに固定観念の問題について話すときには、ペンギンを例にすることが多くありました。

恐らくそれだけ私はペンギンに興味を抱いていたのでしょう。

大学卒後に半年間一人旅をした時は、ネパールでジャケットの後ろにペンギンのデザインを刺繍してもらい、日本に来てからも長く愛用していたほどです。

 

 

 

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