‘中国’ カテゴリーのアーカイブ

一期一会の「会」は・・・?

2011年6月17日 金曜日

 

4月に青島での日本人会の総会が開催され、2つのちょっと滑稽な出来事がありました。

1つ目はステージに座っていた日本人会の役員さんの頭上に大きくて長くて赤い横断幕がありました。しかし、「日本人会」の総会ではなく、「日本人」の総会だったのです。

 

2つ目は総会後の懇親会で、日本のある大手商社の現地法人の社長が帰国することになり、その後任が挨拶した時に、自分の同僚であるその人を「さん」付けで呼んでいました。多分、緊張していたと思いますが、もちろん敬語の基本は分かっていたはず?

中国で中国人が正しい日本語を頑張って勉強しているのに、日本人を代表するグループで、日本語の基礎でも間違えているとなると、非常に残念です。

国籍は無関係?

2011年4月11日 月曜日

イギリスに生まれ育ち、イギリスとギリシャの二つの大学を卒業後に30数カ国を歴訪し、来日前にはネパール、インド、タイで多くの時間を過ごしました。

それから日本と中国で20年の歳月が経ち、両国で自分の会社を経営し、7ヶ国語に親しみ、国籍の異なる女性と10年にわたり結婚生活を過ごしています。

その経験を踏まえた上で、自分の意思を超えた特性としての国籍というものは、まったく色の好き嫌い程度のものでしかないのでは?という意見を持つに至りました。

しかし最近の中国での経験によって、その考えが少しずつ揺らいできていると言わざる得ません。
また20年来、非難し続けてきた意見についての再考をも余儀なくされました。

大多数ではないにせよ、私が仕事を一緒にした多くの日本人は平均的な中国人に対しては大きな期待をせず、あまりいい印象を持っていませんでした。
国籍だけで人を判断するというその態度はフェアなものではないし、時に攻撃的ですらあります。

しかし最近になって、ひょっとしたら中国は、国籍というものの個々に対する影響という点では、例外と考えた方がいいかも知れないと思うようになってきました。

これについて強調しておきたいことですが、ここでの私の意見は、海外への渡航経験がない人についてではなく、外国語に通じ、尚且つ海外滞在経験のある中国人についてのものです。

もちろん多くの例外はあるでしょう。
ただ、私が気づいたことは中国人にとっては、その期間にかかわらず外国での滞在経験がその国の文化や言語、人々の理解には残念ながら繋がっているとは必ずしも言えないということです。

その国での「常識」は、中国から訪れた人々にはことごとく異質なものに感じられるでしょう。
そう、まさに訪問者という言葉がふさわしいように思います。

どんなに長い期間、外国に滞在したとしても、彼らのほとんどは、その社会の基盤となる地域の常識や伝統といったものを吸収できるような地域社会と交流していないように私には思えます。

今後は、実生活に基づいたいくつかの例をあげてみたいと思います。

 

日本から脱出?

2011年3月23日 水曜日

最近の地震、津波、原子発電問題で日本は色々と大変な日々を送っています。仕事に影響がないとは言えず、仕事を続けるしかないです。私は先週の金曜日に中国青島の現地法人に向かいました。いつも通り福岡発青島着の飛行機でしたので、福山から博多への新幹線に乗り、初めて混雑している下りの新幹線を体験しました。車内ではスーツケースを置く場所がなかったので、乗務員さんに預けましたが、多くの人が荷物をそのまま持って博多方面(南)に向かっていました。

新幹線に人が多いと思ったのですが、福岡空港に着いた時は、更に驚きました。空港のシステムが機能していないと思わせるほどのターミナル内が混雑していました。チェックインするまで並ぶ列がいつもの何倍も長く、出張に向かっているサラリーマンよりも中国人の家族が圧倒的に多かったです。どの飛行機も満席でした。

チェックインの時に隣に並んでいた中国人女性も、飛行機で隣に座っていた中国人の親子も「安全のため」日本から中国へ戻っていると言っていました。しかも両者が20年くらい日本滞在していました。

両者の会話は同じでした。私は普通の出張で、数週間後に日本に戻ると言ったら、顔が唖然となって、何でそんなに危ない日本に戻るのか理解出来ないという表情でした。

そして青島空港に着いてから、入国管理に進む前には、放射線検知器を通らなければなりませんでした。中国に着いても、皆さんが日本の報道以上の状態を想像している様子でした。

確かに福島の原子発電問題は大変なですが、報道による過剰反応には本当に驚きました。

中国(青島)でのサバイバルゲーム

2011年2月14日 月曜日

寒さと主催者の多くが元中国軍の兵隊だったということに加えて、怖いのはこれが普通の公園で行われたことでした。一般人が犬を散歩したり、子どもと遊んだりしていた間に私たちがサバイバルゲームをしていた。

私が木の後ろから出て拳銃を向けた瞬間、通りかかったお婆さんがかなり驚いた様子だった。あらら!

太陽熱温水器

2010年12月25日 土曜日

屋根の上にソーラーパネルが設置されていれば、それは発電用のものだろうと習慣的に思ってしまいます。多分、ヨーロッパや日本ではそうでしょうし、私の考えもあながち間違ってはいないでしょう。ただ、ここ中国では事情は異なり、太陽熱は発電よりもむしろ温水供給に積極的に利用されています。

太陽熱温水器は中国ではとても普及しており、西洋諸国に比べると驚くほど安い値段(同サイズのもので大体8割ほど安く、約1,500元≒21,000円)で入手可能です。現在、3千万以上の世帯に太陽熱温水器が設置されているといわれています。この要因の一つは、曇りの日や気温が零度を下回るような日にも高効率で集熱ができる真空ガラス管に求められるでしょう。下の写真は私の家の窓から撮ったものですが、太陽熱温水器があちこちに設置されているのがよくわかりますね。

屋上の風景


温水器


現在、中国国内には400以上もの太陽光発電関連会社があるといわれており、関連製品の生産量は全世界の18%を占めています。2007年には世界中で生産された3,800メガワット相当のソーラーパネルの内、約半分の1,700メガワット分が中国で生産されました。しかし、その99%は輸出用で、国内に出回るのは1%程度でしかありません。

下のグラフや表でも、中国の太陽光産業がいかに大きいかが見て取れると思います。